持ち家がある人にとって、債務整理後の住まいについては非常に気になるところですよね。

「債務整理すると持ち家や車を失う」と思っている人は多いですが、実際には債務整理後にも持ち家に住めるようにする方法は3つあります。

任意整理は持ち家を失わずに済む債務整理

任意整理とは、弁護士などにあなたの代理人としてお金を借りた会社との交渉を行ってもらい、利息・遅延損害金の全額カットや返済期間の延長(60回払い程度)を実現できる債務整理です。

任意整理は財産があっても問題なくできる債務整理で、持ち家が処分されたりすることはありません。

また、持ち家が住宅ローンの返済中であっても、任意整理なら住宅ローンを対象に含めずに借金を整理できるため、持ち家を残すことが可能です。

個人再生はローン返済中の持ち家を残せる債務整理

個人再生とは、裁判所に申し立てて借金の元本を大幅に減額してもらい、35年かけて返済する形の債務整理です。

裁判所を通す法的な手続きであるため、個人再生では返済中のローンを整理の対象から外すということは基本的にはできません。

しかし、「住宅ローン特則」というシステムを利用すれば、返済中の住宅ローンだけを個人再生の対象から外すことで、持ち家を残したまま借金を減額してもらえます。

なお、個人再生では「持っている財産の価値に相当する金額は最低でも返済しなければならない」というルールである「清算価値保障の原則」があるため、ローン完済後の持ち家がある人は個人再生をする意味がないことがほとんどです。

最強の債務整理「自己破産」の後でも持ち家に住む方法はある

自己破産とは、裁判所に申し立てて借金そのものをなくしてもらう代わりに財産を処分する形の債務整理です。

当然ながら持ち家も財産として処分されるため、一般的には自己破産後に持ち家に住み続けることはできません。

しかし、持ち家を任意売却し、持ち家を買った人に家賃を支払うことでその家に住み続けられるようにしてもらう「リースバック」という取引をすれば、元の持ち家に住み続けることは可能です。

まとめ

任意整理の場合は財産の有無に関係なくできる債務整理なので、持ち家を残したまま借金を整理することが問題なくできます。

個人再生の場合は住宅ローン特則を利用することで住宅ローン返済中の持ち家を残すことができますが、清算価値保障の原則があるため、住宅ローン完済後の持ち家がある人は個人再生をしても意味がなくなってしまいます。

自己破産では持ち家を含む財産が処分されますが、リースバックをすることで元の持ち家に住み続けることは可能です。

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